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| 三人の時間 第1話 |
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ふと年の瀬も迫った年末のこと。会社の同僚とPPに始めて行った。 田舎のぱっとしない爺様ばかりの店である。 連れには、お目当てのKちゃんがここは私の場所よと言わんばかりに。。。 当然、僕の隣にもRって子がすわる。 今となれば当たり前の様な質問に答える。 「イカウ ワ ノマナイノ?」 「ウン ノメナイカラ イツモ ウンタンシュ」 ふうん、と言った目でRは僕を見る。 飲み屋に来て、飲めない客、これは最悪!!きっともう来ない。 そんな風に捉えられた様だ。 前々からPPのことは、友人から聞いてほんの少しの知識のようなものを持っていた。 愛を語り、夢を売る仕事、見知らぬ土地に来て狭い空間でしか生活をしない。 さも見下げているような感覚を、自分自身では、持ってはならない、かわいそうだから。。。 などと偽善者のようなことが心の中を駆け巡った。 俺だって!他愛無い話の中で、 「U・J ニ イッタコトアル?」 「ナイヨ ミンナ オクサン イルデショ」 「ジャア コンド ノ ヤスミニ イクカ?」 「ホント ウレシイヨ」 「ジャア ユビキリ!」 このときRは2ndだったが指切りを知らなかった。 変な日本人、きっとそんな感じかな。。。 翌々週の日曜に約束。 Rは、後で聞くとお店のNo1らしくたまたま客がいなかった。 しかし彼女は、その約束ともうすぐ誕生日であることを僕に告げると新しく来た自分の客の元 「シツレイ シマス」 と言い残して去っていった。 これが、Rとの最初の出会いだった。 彼女の誕生日をしっかり頭に叩き込むと同時に戦闘開始! 日本人には、Hが目的じゃない、やさしい人もいることを分かって、国に帰ってほしい。 よもや、勝手な妄想は止まるところが無い。 翌日、お決まりのメール 「ナニシテマスカ キノウハ アリガトネ」 OK!!まずは電話だ! 「イマ ヒマダヨ イカウ コンドノ タンジョウビ ニ ナニカ ホシイカ?」 「ハズカシイ・・・」 「ナニカ イワナイト プレゼント ワカラナイ ヨ!」 「ジャア ・・・ノ オーデコロン」 「OK ワカッタヨ イツイケルカ ワカラナイ ケド ヤクソク」 こんな会話だったと思う。 突然が、インパクトがある。 あえて誕生日は、避けよう〜本能的にそう思った。 それなら、前日うん!間違いない。 仕事を終えて目当ての香水を購入。 前日の22:00ぐらいから入店、もちろんどの常連よりも早くに彼女の誕生日を祝う作戦は成功! 強く印象付けたことは言うまでも無い。 「U・J ワ タノシイヨ」 「ホント ナノ?ワタシ ウソト オモッテタ」 「ダッテ イカウ オサケ ノンダカラ」 この日を、境に愛してる攻撃が始まったのは言うまでも無い。。。 ×あり独身の僕には、この攻撃をかわすすべも無く、あえなく撃沈状態に陥ろうとは。 デートの当日、前日早く寝る約束を守った彼女は、時間どうりに出てきて二人で甘い時間すごした。 子供のようにはしゃぐ彼女のことを大切に思った。時間のたつのは、早いものだ。 今晩は、少し仕掛けを用意していた。U・Jを後にして、恋人たちのメッカである六甲山を目指す。 無論、ナイトイルミネーションを見せるためだ。 時期は冬!きらめく夜景を背に二人で厚い抱擁&ディープなkiss。 愛してるの言葉も倍増!でもこれだけでは無いのだよ。。。 もう一箇所行きたいけどいいかな?恋人たちの約束の地。 異人館に程近い公園にそんな場所があることを調査済み。 ムードは満点、フェンスに数多くの鍵が止められている。 鍵にはお互いの思いを書き込んでいるの見せた。 「コンド クルトキニ モット ナカヨク ナッテ オマジナイ デキルト イイナ」 「オマジナイ?ナニ」 「ズット イッショニイル プロミスネ」 「ウン ワカッタ」 意外とおまじないって言葉がこのときに彼女の中で インパクトがあったことを後に知ることになる。 GENさんの投稿 三人の時間... 第1話完 |
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