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マハル キタ 第1話
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彼女に初めて会ったのは、今年の1月2日の事でした。

私が住んでいる地元のPPは、大変ピナに対する管理が厳しくて、
お目付け役付きの同伴でしかもPM2時〜4時までの短いものでした。
ゆっくり話したい、二人でデートしたい、ピナとHしてみたい等等不順な動機を交えつつ、
英語もタガログ語も出来ない私は、無謀にも昨年11月に初渡比しました。

行き先は、当時各雑誌で取り上げてた「アンヘレス」でした。

アンヘレスは、ご存知の通り55バーが数多く有り、
5千人とも言われるピナが、夜の街で働いておりました。
無論、男と一夜の共をして収入を得ているのですが、円高のおかげかペソ安のせいか、
55バー連れ出し料(BF)が1000ペソ〜1200ペソ<ペソは、円の2倍>で、ピナへのチップは、
一晩で500ペソ〜1000ペソと日本では考えられないものでした。(顔はピンキリです。)
一晩で、3000円〜4000円位でお付き合いして貰えるし、ドリンクも一杯男200円、
レディース500円と割安ですから、毎晩のように夜中迄
(どこの店もAM2時〜4時頃まで開いている。)遊んでました。
但し、言葉が通じないのでコミュニケーションがなかなか取れず、会話が途切れがちでしたが、
当初の目的は堪能しましたから、帰国後すぐに又、渡比したくなり、
年末12/27に再渡比して、アンヘレス再訪してしまいました。

時は、クリスマスシーズン(フィリピンでは、正月過ぎまでシーズンである。)で、
即席のカップルだらけでしたから、前回渡比した時のピナの店に行って暑い再会の抱擁を交わしましたが、
私を鴨と見ていたのか、色々理由が判らない出費を要求して来ましたので、
大晦日前に別れてしまいました。(と、言っても店に行かないだけであるが...)
フィリピンの大晦日は、早めに店が閉まり、新年を迎える時盛大に爆竹を鳴らす(毎年死者が出ている)のだか、
その時はホテルで一人で寝ていました。

寂しい正月となってしまい、1/1もお休みの所が多いので、
仕切り直しと1/2に日本人向けカラオケに行きました。(日本でのPPと同様です。)

アンヘレスでも3〜4軒有りましてその中の206と言うお店にアナは居ました。
最初の印象は、「化粧しててちょっとケバイなあ。」と思っていましたが、
過去3回日本で働いたとの事で、日本語が上手で、子供が一人いると教えてくれました。
日本のPPでは、嘘をつくような事を自分から話してくれて、
しかも他のピナを「彼氏いないら...。」と薦めたりしてくれた事で、興味を持ってしましました。
仕事初めと言う事で、AM1時頃店が終わるからとピナのヌードショーに案内するとの事で、
下心丸出しだったら、アナの妹とその彼氏と先程薦められたピナも付いて来ました。

内心ガックリしながらもアナを見ると、ほぼスッピンでジーパン姿...
ドレス姿ではときめきませんでしたが、ドキドキしてしまいました。
ヌードショーは、脱ぐまでの過程を楽しむようで、素っ裸になったら、
すぐ引っ込んでしまうパターンで飽きてしまい、ずーっとアナを見つめていました。

「どうしたの?」とアナが不思議そうに尋ねるので、
「アナを見ていた...好きになっていい?」と答えると
「なんで?逢ったばかりでしょう??あなたの事、何も知らないし、

それに私、29歳の子持ちのオバさんよ!」と、又控えめな言葉...。

「じゃ、明日デートしようよ!」となりました。

日本と同じで同伴システムがあるとの事でした。
同伴と言っても日本と違って、自宅通勤だから、きっと何かが...
と考えていましたが、やっぱり期待は裏切られました。
前夜のアナの妹とそれにアナのコブ付き!!でアンゲレスのデパートでのデート、
食事はジョリビー(マックと同様)でした。

1/3は、アンヘレス最終滞在の夜なので決めなければ、との思いは、
無情にも砕け散りましたが、私は充分に幸せな気分でした。
日本のPPでは味わえない、お金を目的としたお付き合いでない何かをアナとの間に感じていました。
最後にお店で、「また、逢いに来るから!」との、私の言葉も半身半疑のようで、

「本当に!?」と冗談でアナは言いましたが、

必ずフィリピン・アンヘレスに戻ってくる決心をしました。


REIさんの投稿
マハル キタ 第1話完


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